P.F.ドラッカー『マネジメント 第5章』【要約】

‐第5章 企業のマネジメント:シアーズ・ローバックの事例 まとめ‐

ケーススタディのため、以下、重要点の抜粋のみとした。

 

ビジネススクールケーススタディで取り上げるのは、たいていは失敗例、もしくは何らかの問題を抱えた事例である。しかし、成功例を検討すればより多くを学べるだろう。何を避けるべきかよりも、何をなすべきかを学ぶ方が、はるかに重要である。

シアーズの事例から得られる最大の教訓は、何が正しい答えであるかは、結果が出る前には決して分からない、ということだ。

・さらに重要な教訓として、正しい答えは明晰さや「直感」から生まれるのではない、とわたしたちに教えてくれている。・・・(中略)・・・適切な答えは、適切な問いかけから導き出される。そして適切な問いかけをするためには、企業とは何か、自社の本質は何かを、真剣に、体系的に理解しようと努めなくてはいけない。

 

【筆者追記】

1974年出版時のケーススタディ。現在であれば、シアーズ・ローバックではなくAmazonでしょうね。